こんばんは!
日生学園第二高校ラグビー蹴球部 “ラグビー魂” です!
後期合宿も4日目に入りました!
遅ればせながらの残暑が厳しいので、今日は朝食後すぐの
8時45分から午前練習を開始。
最初は腹ごなしも兼ねて
スキルトレーニング。
FW陣はラインアウト。
今年から正式に施行される新ルールの影響で、これまで採用していたラインアウトのメインバリエーションを再考しなければならなくなりました。そうした事情もあるので、全メンバーがジャンパーとリフターの両方ができるようにしてバリエーションを増やせるようにしようというのが狙いです。
BK陣はキック及びキックキャッチ。
色々な種類のキックを使い分けられるようにすることと、どんなキックに対してもノーバウンドあるいは最悪でもワンバウンド以内で処理できるように訓練します。
スキルトレーニングで体をほぐした後は、馬跳びなどの
ジャンプトレーニング。合間に
体幹トレーニングのメニューを挟みながら、グラウンドを2周します。
ここまでの合宿練習で脚がパンパンに張っている選手もいますが、体をいじめぬくのがこの後期合宿の目的。
妥協はしません!
午前練習の後半は、
素早い移動攻撃のポジショニング練習と、
速いタイミングでのパス攻撃のスキルアップ練習。
今季チームの攻撃戦略、その仕留めの部分に必要なスキルなので、色々なパターンを加えながらじっくり全員がこなせるように取り組みます。
午後の練習は
3時から。
昼の一番暑い時間帯を避けるために、昼休みの時間を長くとりました。
ここのところ、
午後3時になると太陽が隠れて涼しい風が吹き抜けていくようになりました。その時間帯を狙って、少しでも集中力高く練習に臨めるように工夫します。
午後の最初は
1500mクロスカントリーから。
色々なパターンのランニングメニューを交えながら、
トータルで9kmを走り込みました。
その後はサッカーグラウンド横の芝生スペースに移動してひたすら
コンタクト練習。
具体的には、
菅平合宿の時に課題として残った
ボールキャリアーのボディコントロールと、
アライビングプレーヤーの仕掛け方と判断を再確認。
最初は
2vs.1の状況で個人スキルに重点を置いて練習。
3vs.3、
4vs.4と状況を変化させ、最終的には
7vs.7というかなりゲームに近づけた状態で、練習したスキルが使えるかどうかをチェックしながら練習しました。
午後の
コンタクト練習で目立ったのは、
小倉・浅見の2年生コンビと
1年 LO 川島。
2年 LO 小倉は、
73kgまで増量して得たパワーを持ち前の低い姿勢のタックルに活かして、
110kgの巨漢PR 3年 後藤を1人で、しかも一撃で倒し切る荒業を披露。このまま体重とパワーを定着させて、力強くも鋭いプレーヤーに成長してほしいと思います。
2年 FL 浅見は、前期・中期の夏合宿で練習してきた
タックル → 素早く起き上がってジャッカルプレー → ボールゲットを自分の得意プレーにしつつあります。さほど大きくない体格を逆手にとって、見た目以上に強い筋力を活かしてプレーしています。
課題は、得意なタックルポイントが少ないこと。大きく左右に振られるとあっさり抜かれてしまうこともあります。射程範囲・距離を広げて、さらに有効プレーの数を増やしてほしいところです。
1年 LO 川島は、
浅見とは逆に
180cmオーバーの体格と長い手足を活かして、これまでも射程範囲・距離の広いプレーを見せてくれていました。一方で1年生ということもあり、経験不足からくる踏み込みの甘さとパワー不足で、力強さという面ではまだまだ物足りないのも確かでした。しかし、今日の練習では走り込んでくる相手選手をガッチリと受け止めるだけでなく、跳ね返して倒していました。何よりも、コンタクトした際の音が変わってきました。安定して
『バツンッ!』 という重い音が響き渡るようになってきました。後はヒットした後の腕の使い方がもう少し上手くなれば、凄まじいハードタックルができるプレーヤーになってくれるでしょう。
明後日には始業式なので、後期合宿も明日が最終日です。
午前は今日の続きでコンタクト練習。
午後にはウェイトトレーニングも組み込んで、最後まで鍛え上げたいと思います!