こんにちは!
日生学園第二高校ラグビー蹴球部 “ラグビー魂” です!
昨日の練習試合の結果を報告します!
昨日の試合、とてつもない強風が吹き荒れていて、とてもじゃないが精密機器のカメラを出せる状態ではありませんでした。たとえ撮影していたとしても、舞い上がる砂埃がひどくてタッチライン際からの撮影ではプレーヤーの判別も難しかったでしょう・・・。そんな事情で写真画像がありません。
あらかじめご了承下さい。
練習試合
vs.津工業高校 (三重)
14:15KO 20分ハーフ
日生学園第二高校G.(三重県津市)
前半 19 - 0
後半 14 - 0
合計 33 - 0 勝利
出場メンバー:
1. 石井 (2年)
2. 相田 (2年)
3. 後藤 (3年)
4. 小倉 (2年) → 泉 (2年)
5. 寺田 (2年)
6. 上林 (2年)
7. 浅見 (2年) → 関 (2年)
8. 山口 (3年)
9. 大和 (1年)
10. 寺田 (3年)
11. 山田 (3年)
12. 室田 (3年・ゲームキャプテン)
13. 石谷 (2年)
14. 関 (2年) → 溝尻 (2年)
15. 佐藤 (2年)
リザーブ:
萩原 (1年)
川上 (1年)
諸事情による欠場:
小出 (3年)
叶丸 (3年)
スコア上 勝つには勝ちましたが、内容としては全然ダメでした・・・。
FWと
BKの繋ぎ目である要のポジション
SHに普段は
3年 小出主将が入りますが、夏合宿中のケガが完治していない
(もう完全復帰できそうですが、慎重を期して・・・) ので欠場。主将としてのリーダーシップも考えると、このポジションが抜けるとかなりバランスが悪くなることは予想していました。
そのことが分かっていたのと、台風接近の影響による強風で
BKの展開勝負が難しいであろうということもあったので、この試合は
“FWによるポイント近場の連続縦勝負” を指示してゲームに臨ませました。
夏合宿以降 一皮剥けたようなプレーを連発していた
3年 PR 後藤を軸に、連続的な速いテンポの組織的なラッシュを練習しているのですがこれが不発・・・。
後ろから指示してくれる
SH 小出主将の不在がここでも色濃く響いてしまいました。
PR 石井・後藤・LO 寺田らヘヴィ級プレーヤーの突進は単発になり、組織的な仕掛けもできず終い・・・。突破をサポートしてスイープしていくリンクプレーヤーたちも、タイミングとリズムが合わないことが影響したかワンテンポ遅れてしまい、効果的なボール出しができませんでした。
そのようなリズムの悪い流れでは、次の攻撃も自然と力任せの攻撃選択になってしまい、さらにリズムが悪くなるという悪循環にはまってしまいました。
そんな状況でも何とか5トライを奪い、相手を無失点に抑え勝利することができたのは評価できますが、組織的なDFが機能していたわけでは決してありません。
ここのところ練習している
素速くバランスに配慮したDFセット、その実現のために必要な
状況判断とコミュニケーション、そのいずれもが中途半端で、再三再四
DF網に穴ができて突破を許してしまいました。
3年 叶丸の欠場により、不慣れな
FBに入った
2年 佐藤も相変わらずの自信なさげなプレーでミスを連発。さらに落ち込んでいくという悪循環がここでも・・・。
小出主将の欠場により、この日のゲームキャプテンは
CTB 室田。悪循環が起こっているゲームではどちらかというとカッカしがちなタイプなので、このような展開のゲームを落ち着かせることはどちらかというと苦手。もう1人のバイスキャプテン
FL 山口も、普段から口で指示を出すタイプではなく、黙々と自分のプレーを遂行して引っ張るタイプ。昨日も個人的に良いプレーもしていましたが、チーム全体に波及はさせられず。
マイナス面ばかりでなく、数は少なかった収穫面にも目を向けると、個々人のタックルの精度は以前よりも格段にアップしました。以前は頻発していたタックルミスによる後退という場面はありませんでした。この辺りは、繰り返し練習している
コンタクト練習の成果が身についてきているということでしょう。特に、
FL・WTB兼務の
2年 関が抜け出てきた相手
巨漢PRを一撃で倒したタックルは圧巻でした。
まだ全員がこのようなタックルができているわけではなく、
“捕まえているだけ・・・” という最低レベルの責任しか果たせていないプレーヤーの方が多いので、シード校と勝負しようと思ったら不十分です。継続強化が必要です。
それ以外では、
2年 LO 寺田のプレーがようやく力強くなってきたこと。
2年 CTB 石谷の運動量が増え、献身的なサポートプレーの仕事量が増えてきたこと。
2年 WTB 溝尻のプレーに鋭さが出てきたこと
(プレー選択の判断などは相変わらず課題多し・・・)。
2年 SH 大和の高確率なプレースキック。
こんなところでしょうか・・・。
いずれにしても、
まだまだ現時点での成長度としては、こちらが想定していたものよりも低い状態であることが判明しました。
勝負の11月まで残り1ヶ月半!
今 重点的に鍛え上げている個々人のパーツを、徐々にでもチームプレーのレベルに組み上げていきたいと思います!
練習試合
vs.津工業高校 Bチーム (三重)
15:10KO 20分1本
日生学園第二高校G.(三重県津市)
前半 0 - 19
合計 0 - 19 敗戦
出場メンバー:
1. 石井 (2年)
2. 相田 (2年)
3. 寺田 (2年)
4. 川上 (1年)
5. 川島 (1年)
6. 小倉 (2年)
7. 泉 (2年)
8. 上林 (2年・ゲームキャプテン)
9. 萩原 (1年)
10. 大和 (2年)
11. 関 (2年)
12. 溝尻 (3年)
13. 石谷 (2年)
14. 浅見 (2年)
15. 佐藤 (2年)
Aチームの試合終了後、わずかな休憩を挟んですぐに
1・2年生チームによるゲームを1本入れました。
このゲームでは立ち上がりのまずさを引きずって、相手の流れのままゲームが展開してしまったことが最大の敗因です。
部員数不足により2年生に掛け持ち出場の選手が多く、一息ついた後のBチーム戦にうまく入り込ませてやることができませんでした。体力不足の選手はすでにエネルギーが切れ掛かっている者もおり、きっちり約束事を守ってカバーリングに走っていれば防げた失点ばかりでした。ここも、普段であれば気持ちでカバーできる部分なのですが、そこでの切り替えに失敗してしまったことは大きな課題です。
途中、こちらの流れになった時間帯もあったのですが、チャンスの時ほど的確な状況判断が必要なのですが、パスすべき場面で自分で走って持ち込んでしまったり、コンタクトして仕切り直した方が良い場面で無理なキックを蹴ってしまったりというミスが頻発してチャンスを逃してしまいました。これなどは、普段
判断や
決断という重要な要素を3年生に依存してしまっていることの弊害でしょう。2年生には昨年から公式戦を経験している生徒も多いはずなのですが、性格的な部分で積極性が大きな課題です。
1年生はなかなかの収穫でした。
一番は、入部後2週間の
川上が初めてゲームに出場したこと。普通であれば、ゲームの流れが分からずに右往左往してしまって、逆に目立ってしまうことが多いのですが、しっかりとゲームの展開についていくことができていました。もちろん、まだまだ効果的なプレーができているわけではないですが、これからが楽しみです。
SH 萩原は、
菅平合宿の時に色々な意味で大きな課題を突きつけられ、その宿題克服のために大きく悩んだ末の再出発のゲームになりました。
良かったことはパスに伸びが出てきたこと。まだまだ全てのパスが満足いくレベルではなく、チャンスを逸してしまう場面もありましたが、進歩の後は見えました。
SOでの起用も試したかったところですが、昨日は本人の気持ちも考慮して、
SHでフル出場させました。
積極的なDFの出足も好材料です。後は効果的なタックルができるかどうか、周囲のプレーヤーとの連携を取りながらプレーできるかどうかです。
体力面はまだまだ課題が多いところでしょう。昨日も、展開後のポイントにパスアウトできるタイミングで到達できずに、相手にターンオーバーされてしまう場面が数回ありました。今後の精進に期待です!
LO 川島は、すでに2年生に混じっても遜色ないプレーを見せてくれています。きついトレーニングにも本当に一生懸命食らいついて取り組む選手なので、その成果が着実に現れてきました。パワーがついてきたことと、持久的な走力もアップしてきたので、
180cm オーバーの体格は非常に魅力的です。Aチームでの出場も視野に入ってきました!
三者三様の1年生ですが、秋の大会でのAチーム出場を本気で目指すぐらい貪欲に頑張ってほしいところです!