こんにちは!
日生学園第二高校ラグビー蹴球部 “ラグビー魂” です!
今日の新人戦 予選リーグ 1回戦の結果を速報します!
新人戦
予選リーグ 1回戦
vs. 伊勢工業・志摩合同チーム
11:00 KO 25分ハーフ
at. 鈴鹿スポーツガーデン第1G.
前半 19-12
後半 21-0
合計 40-12 勝利
出場メンバー
スターティングメンバー:
1. 石井(2年)
2. 大平(2年)
3. 寺田(2年)
4. 小倉(2年)
5. 川島(1年)
6. 仲条(1年)
7. 関(2年)
8. 上林(2年・主将)
9. 溝尻(2年)
10. 大和(2年)
11. 中出(1年)
12. 相田(2年)
13. 石谷(2年)
14. 佐藤(2年)
15. 木村(2年)
リザーブ:
大屋(1年)
布山(1年)
ゲーム開始早々からミスのオンパレード…。
最初のキックオフをキャッチミスして簡単にタッチに出されてしまい、自陣で相手ボールのラインアウトを献上。何とかボールを取り返して、ハイパントで攻め込もうとするもののチェイスからの囲い込みを失敗してゴール前まで前進を許してしまいます。最後は、相手にしたら
『これしかない!』 …であろうFWラッシュをこれまた簡単に許して先制トライを奪われてしまう立ち上がり…。
その後、敵陣でのキックチャージからトライを返し逆転するも、直後のキックオフをまたミスでピンチに。
さらに、こちらがトライを追加して勢いに乗れそうになったところで、また簡単にタッチに押し出されてチャンスを献上。ラインアウトからのDF局面で
FWがタックルミスし、
BKはマークチェックの判断ミスを犯してしまい再びゴールラインを背負うことに。ここでも BKが判断ミスからマークを外してしまい、トライを献上して2点差に迫られてしまいます。
一気に緊迫した空気に包まれましたが、
2年 FB 木村の腰の強いランと素晴らしいステップワークでタッチライン際を突破してトライ。何とか7点差に広げます。
しかし、これでもまだ乗り切れません。
直後のキックオフはしっかりキープしたものの、そこからのパスアウトで
2年 SO 大和が何でもないパスをノックオンしてしまうイージーミス…。
この瞬間に、この試合の大苦戦を覚悟しました。相手の勢いと展開次第では敗戦も十分考えられるほどに…。
キープレーヤーが凡ミスを繰り返し、悪い流れを断ち切るどころか生み出してしまっていたので、相手は労せずしてチャンスを獲得。ついでに、
『俺達もいけるじゃねえか!』 …とばかりに勢いを得ます。これが厄介なのです。
前半最後も自陣深くまで攻め込まれてしまいますが、相手の反則で辛くもピンチ脱出。タッチに蹴り出したところで前半終了。
ハーフタイムに何と声をかけようかと思案していました。凡ミスを叱ることもできましたが、ミスを繰り返したキープレーヤーが生気のない顔で下を向いていたのでやめました。ポイントだけいくつか指摘し、この逆境をどうはね返すかは選手たちに任せました。これも必要な経験ですから。
ただ一点。
『ミスを犯した時に反省することは大事。しかし、精神的に落ち込んだり弱気になることは絶対にプラスにはならない。』 そのことだけは強調して伝えました。
後半早々もなかなかリズムが上がりません。
今度は悪いリズムのせいで
2年 SH 溝尻が迷いながらのプレーを連発。ミスが更なる迷いを呼び、絶不調で自信喪失気味の相棒
SO 大和からの的確な指示のコーリングも期待できず、他のプレーヤーもイライラが募ります。
しかし後半は、判断ミスはまだ散見されたものの、相手からのプレッシャーのかかっていない状況で発生するアンフォースドエラー、いわゆる凡ミスはしなくなりました。それによって、ようやく無意味に流れを手放すことなくゲームを展開できるようになり、徐々にリズムも良くなりました。
後半の中頃からたたみかけるような攻撃を展開し、何とかスコア上は突き放すことに成功。
今日の苦戦から学べることはたくさんあります。まだ練習で取り組んでいないことも含めてじっくりチェックし、次戦以降に繋げていきたいと思います!
今日のMVPは、
1年 WTB 中出。
浮き足立ちそうになりかねない展開の中、トライ後のゴールキックを
6本中 5本 (その内 2本は難しい距離・角度) 成功してくれたおかげで、落ち着いてプレーすることのできる精神状態を保つことに貢献してくれました。さらには、正確なキックキャッチから切れ味のあるカウンターアタック、捕まっても正確なプレーでボールを活かすなど、ラグビーのゲームにも慣れてきて、これからが楽しみです!
今日のオマケ写真: 苦戦の後はホッと一息ついて弁当タイム