こんにちは!
日生学園第二高校ラグビー蹴球部 “ラグビー魂” です!
今日は “春の嵐” と表現してもよさそうな変な天気に見舞われました・・・。
午前9時から
グラウンド練習を予定していましたが、昨夜から降り続く雨が明け方にはドシャ降りに・・・。
練習開始時間が近づくにつれて小降りになってはきましたが、1日中降り続いた雨の影響でグラウンドは水浸し。引き続き小雨は降り続いていたことと、時折吹き荒れる強風は車のドアを開けられないほどの強さ・・・。
急遽
ダンス部・バスケ部・野球部と予定を調整して、体育館での室内練習に変更しました。
午前の練習の目的はとにかく身体を動かし続けること。
まず最初に
タッチフットでウォームアップ。
その次に、
『前方へのパスもOK・ボールを保持して走ってはいけない・DF側はパスカットのみ』 というルールで行う
ポートボール形式のボールゲーム。
この種目を行うことの
目的は4つ。
① 細かいステップワークでマークを外すこと
(DF側は逆に、マークにつくこと)
② 前方・後方含めて広い視野を確保し、空いているスペースを見つけ
パスを受けるためにそこに走りこむこと
(DF側はスペースを埋めるため)
③ パス交換を可能にするためのコミュニケーション
(DF側はポジショニング指示のコミュニケーション)
④ クイックリスタートを含め、ひたすら動き続ける (DF側も同様)
このメニューをメンバー編成を入れ替えたりしながらひたすらやり続けました。
最後には全員足がガクガク・・・。終わったときには座り込んでしまいました。
一息入れた後は、
柔道場に移動してタックルの練習。
最初はスローで、
ボールキャリアーの倒され方 ⇒ ボディコントロール ⇒
ボールコントロールを反復。
タックルされるにしてもどこまで食い込む
(ゲインする) ことができたらどの方向に身体を捻るのが有効なのか。その時の咄嗟の判断が必要になってくるので、とにかく状況を想定しながら反復します。
この段階では、とにかくアタック側のプレーのみにフォーカスして取り組ませます。
次に、ひとつ要因を上乗せする形で
タックラーの (タックル成立後の) ボディコントロール ⇒ 素早く立ち上がってボールゲットまでを反復。アタック側のやることは最初のメニューと一緒。
逆にDF側は、タックルの成功の度合いによって効果的な立ち上がり方が、大きく分けて
2パターン に分かれてくるのでその両方を練習。反復する中で、タックルの成功度を自分で判断して少しでも素早く立ち上がれるよう選択・実行できるようにしていきます。
練習最後に、フルスピードで
ボールキャリアー前のスペースへのプレス (我々は “間合いをつぶす・間合いに潜り込む” という表現を用いています) を加えて行います
(ボールキャリアーはおよそ2mの範囲内での横移動のみ)。
この時には、柔道場においてあるマットをエキストラでボールキャリアーの後方に置いて、地面に叩きつけられる衝撃を緩和します。
このところ重点的に
タックルに取り組んできているので、なかなかに上達してきています!
昼食休憩を挟んで、
午後はウェイトトレーニング。
その
ウェイトトレーニングの合間に、卒業生に渡す記念品の最後の仕上げで、
現役選手たちが写真パネルの裏に寄せ書きをしました。
こちらが感心してしまうほどに、細々とたくさん色々なことを書き込んでいました・・・。
卒業生はお楽しみに!