こんばんは!
高知中央高校ラグビー蹴球部 SAMGUYS
“ラグビー魂 2nd. SEASON” です!
今日の四国大会 1回戦の結果を速報します。
第59回 四国高等学校
ラグビーフットボール選手権大会
1回戦 vs. 貞光工業高校 (徳島)
6月17日(金)
15:00 KO 30分ハーフ
at. 春野総合運動公園 球技場G.
前半 10 - 7
後半 3 - 10
合計 13 - 17 敗戦
出場メンバー
スターター:
1.中川豪 (3年)
2.星野 (1年)
3.久米 (3年・主将)
4.門村 (2年)
5.中川誉 (3年)
6.山本 (3年)
7.西浦 (3年)
8.シュ・イータオ (2年)
9.河口 (3年)
10.和田 (1年)
11.小谷 (2年)
12.石山 (3年)
13.別役 (3年)
14.シュ・キ (2年)
15.花田 (3年) → 杉田
リザーブ:
16.秋山 (1年)
17.リュウ・ミンユアン (2年)
18.浅利 (3年)
19.渡会 (1年)
20. 杉田 (3年)
21.ユエン・ジェンアオ (2年)
22.山口 (1年)
23.池田 (1年)
24. 神山 (1年)
25.吉田 (1年)
四国のラグビーの歴史において、
平成15年度に
土佐塾高校が
徳島の鳴門高校に勝ったのを最後に、四国では
愛媛と徳島の2強時代が続いています。
今回もそんな徳島勢との1回戦になりました。
相手は、
2年前の全国大会で正月越えを果たして3回戦まで進んだこともある強豪 貞光工業高校。
その
2年前の四国大会では
0 - 88 で負けたこともあります。昨年も
練習試合では3戦3敗でした。
そんな相手に対して、
3年 CTB 杉田副将を怪我で欠いたスターティングメンバーで臨みながらも、気迫のこもった好ゲームを展開。
ハンドリングエラーが多く、得点になかなか結び付かない上に、地域的にも自陣に釘付けにされる時間帯が多かったですが、冷静なポジショニングと激しいタックルで応戦。両チーム無得点の拮抗した展開に持ち込みました。
この日キック好調の
3年 CTB 別役の
PGで3点をリードしたところでさらにアクシデント。
トライゲッターの
3年 FB 花田が負傷退場…。数少ない攻め手を失いましたが、代わって入った
杉田副将が、持ち味の腰の強いプレーでチームを安定させることに成功。
しかも、交代直後のチャンスボールのラインアウトから
FWの練り上げたサインプレーで 3年 LO 中川誉がトライ。
10 - 0 とリードを広げました。
そのままハーフタイムを迎えられれば勝機はグッと近づいたのですが、
前半ロスタイムにFWでゴリゴリと前進されたところで密集サイドを潜り込まれて失点。結果的にこの失点が痛かったです。
後半も 15分ぐらいまで一進一退を繰り返したものの、
大型FWに前半と同じように密集サイドを破られ逆転。
10 - 12 と2点のビハインドを追う展開に。
残り時間10分になったところで、
それまでの積極的な展開攻撃が実をむすび、相手の反則を誘って再逆転のPGを成功させて1点リード。
ここからが長かった…。
相手の怒涛の連続縦突進を見事な集中力と激しいタックルで防ぎ続けます。
残念だったのは反則が多かったこと。そのために、自陣から脱出することができませんでした。
挙げ句に
残り6分のところで、
反則の繰り返しからハードタックラーの 2年 No.8 シュ・イータオがシンビン (一時退場処分) に…。残り時間の全てを1人少ない14人で戦うことを強いられました。
それでも集中力と闘争心は折れることなく、最後の一線は死守。
残り時間僅かのところで何とかターンオーバーに成功し、タッチラインの外に蹴り出すもののレフェリーの判断はプレー続行。
ここから長い長い8分間ものロスタイムの攻防が待っていました…。
さすがに四国の雄 貞光工業。
こちらが激しくしつこくディフェンスしても、最後までミスすることなくボールを継続、突進力のある選手を軸にジリジリと前進してきました。
こちらも1人少ないハンディを感じさせない極限の集中力で守り、ついにはターンオーバーを勝ち取りました。しかしここで勝ち急いでしまい、無理な体勢からタッチに蹴り出そうとして失敗。崩れた状況から貞光工業の選手にカウンターアタックをくらい、最後は捕らえ切れませんでした…。
サヨナラ逆転トライをあびて負けてしまいました。
強豪相手に1人少ないハンディを背負いながらも、最後の瞬間まで勝敗の分からないゲームを展開できたことは、土台となる基礎プレーをはじめチーム力が上がってきたことを実感させてくれ、大きな収穫となりました。
その一方で、チャンスを何度も掴みながら勝ち切れなかったことは、競った試合では必ず訪れる流れのポイントを押さえ切れなかったことが原因です。
ハンドリングエラーと反則が多過ぎることもその要因ですが、その点の改善とともに、落ち着いて賢くゲームを進められるようにしていかなければなりません。
この悔しさをバネに、また頑張りたいと思います!
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