こんばんは!
高知中央高校ラグビー蹴球部 SAMGUYS
“ラグビー魂 2nd. SEASON” です!
今日は 第7回 西条市ラグビーフェスタ 2日目です。
今日も昨日と同様に、
Aチームは
徳島県代表の貞光工業高校Aチームと
人工芝の屋内グラウンドで合同練習。
その間に、
Aチーム外のメンバーがこれまた
合同チーム(高知中央9名、貞光工業6名)を組んで、愛媛県各校の1・2年生チームと試合をしました。
最終目標にしていた今日最後のゲームで
“貞光中央工業” は
愛媛県の松山工業高校を相手に、立ち上がりはミスタックルを突かれて2トライを連続失点。
捕まえにいくのでも飛び込むのでもなく、踏み込んで身体をぶつけにいくことがタックルであることを再確認してからは素晴らしいタックルを連発。互角以上の展開に。
不器用で華麗さはないものの、勢いと粘り強さのある連続攻撃で1トライを返し、最後も逆転トライを狙って怒涛の猛攻撃。
終了間際には相手G前スクラムのチャンスを得て、
ゲームキャプテンの 2年 HO 杉浦と
貞光工業から参加の HB団は、この
2日間絶好調の 1年 No.8 畠山のサイドアタックを選択して勝負をかけました。
しかし、このプレー選択が裏目に…。
当然相手も、この日何度もゲインしている
No.8 畠山の突破は予想してマークしてきます。
案の定、スクラムからボールを持ち出した瞬間に、複数名でタックルされてターンオーバー。前がかりになっていたところだったので、そこからのカウンターアタックでスピードのある選手に走り切られ万事休す。
惜しいところで勝利を逃してしまいました。
しかし、部員数が多く、昨年からのレギュラーが半数以上残っている
松山工業高校を相手に、
1年生主体のメンバー編成のコンバインドチーム “貞光中央工業” はよく戦ったと思います。
“〜たら…、 〜れば…” を敢えて言えば、
立ち上がりのミスタックルは大きな課題。
それで失点してしまうと、最初からスコア上でハンディを相手に与えてしまうようなものだから。
さらに言えば、最後のプレー選択も工夫の余地ありです。
調子の良い
No.8 畠山を使うのは分かりますが、使い方が当たり前過ぎるし、相手にしたら集中して守りやすい形。
一度
BK に展開し、やはり好調だった
神山・渡会の
両1年 CTB陣で突破を試みることで相手DF網を揺さ振ってから
畠山の突進を繰り出した方が、
突破 → 得点の可能性は高まっただろうと思います。
確かに結果論ではありますが、相手がスクラムからのサイドアタックを最重点と考え厳重マークしてくることは十分予想できることなので、その点を考慮して組み立てを考えなければなりません。
もうひとつ付け加えるならば、
1年 No.8 畠山はタイプ的に、スクラムの最後尾で静止した状態からボールを拾い上げて突進するよりも、2次攻撃以降のポイントで後ろから助走をつけてパスをもらった方が より その突破力が活きるタイプのプレーヤーです。
そうした特性を考慮し、より得意なパターンに持ち込んで勝負をかけるべきでした。
こうした話は皆の前でもしました。
ラグビーの奥深さを学んで、ゲーム構造の理解度を深めてほしいと思います!