高知中央高校ラグビー部 SAMGUYS です!
今日の高知県高校ラグビー新人戦 1回戦の結果を報告します。
高知県高校ラグビー新人戦
決勝戦 vs. 土佐塾高校
1月20日 (土) 10:30KO
at 春野総合運動公園 多目的G
前半 7 - 0
後半 0 - 21
合計 7 - 21 敗退
昨年の四国チャンピオン。年末の花園を舞台にした全国大会でも1回戦を突破し、2回戦でも試合では負けず(引き分け)に抽選で涙を飲んで帰高してきた土佐塾高校と、新チームになって最初の激突。
お互い3年生たちが抜けて、あちらは花園でも活躍した2年生の SO と FB、さらには No.8 と CTB に昨年からの主力として経験豊富なメンバーが残っている状況。
こちらは、2年生で昨年から主力として出続けているのは CTB 松浦主将のみなれど、FL 山本、No.8 ツポウ、SO 秋沢、CTB マナセら1年生たちが多く昨年から出場しており、経験を積みながら徐々に力をつけてきているところ。
さらに、土佐塾は中高一貫校の上に外部からの高校入学組も含めて経験者揃い。
それに対して SAMGUYS は中学ラグビー未経験者も多いものの、運動能力に優れ一芸に秀でた楽しみな選手も多く、これからが楽しみなチーム。
前半、がっぷり四つで攻め合ったら互角以上の展開に持ち込むことができ、久しぶりに相手を 0点におさえてリードすることができました。
後半になって、相手の土佐塾がキック中心の戦い方に変更して地域獲得と揺さぶりをかけてくることに重点を置いてくると、まだまだ経験不足の SAMGUYS (今日は先発15人中 11人が 1年生、6人が高校からラグビーを始めた選手)に反則が嵩んでさらに窮地に…。
そこから、練り上げられたサインプレーをかまされて対応できずに同点に追いつかれる失トライ…。
2本目もラインアウトからのサインプレー一発で失点と、相手の思惑通りにまんまと乗せられてしまいました…。
そのように、意図した通りにプレーが展開できたことで相手の土佐塾も落ち着きを取り戻し、前半はこちらのプレッシャーを受けて多かったミスも減り、一進一退の展開に。
そうなってくると違いを生み出すのはちょっとした場面での “準備の早さ” と “反応の速さ”。
どうしても SAMGUYS の経験の浅いメンバーたちは準備に直結する 『予測』がまだ甘く、結果的に準備が少しずつ遅れます。
準備の早い方が余裕が生まれるので、次の反応も速くなります。
この部分でまだまだ土佐塾とは差があったように感じました。
それでも、ラストワンプレーでもう1トライ追加されて突き放されるまでは、ワンチャンスで追いつける点差で追いかける厳しい試合を展開できたこと。
その中で、結果的にミスと反則で取りきれなかったもののチャンスを作り出すところまではできたこと。
これらは、まだまだ経験不足の “ぶきっちょ軍団” SAMGUYS にとってはこれ以上ないレッスンとなりました。
さらには、一昨年には 100点近く離されて負けた土佐塾に、昨年の植田主将たち 3年生が30点差までつめてくれて、そこからさらに 勝敗を現実的に争えるところまで持ってこれました。
試合後の選手たちの『課題はまだありますがハッキリしてますし、次こそは勝てます!』というコメントがとても頼もしく聞こえました。
次こそは本当に勝てるよう、また頑張っていきます!
応援にきてくださった理事長・校長はじめとする先生方、本当にありがとうございました!
これからも SAMGUYS をよろしくお願いいたします!