高知中央高校ラグビー部 SAMGUYS部長 兼 高知県ラグビーフットボール協会 普及育成担当の西川です!
昨日の月曜日は 高知市立 三里小学校での “タグラグビー出前授業” 最終回でした!
今回の出前授業は保護者からの依頼を受けたもので、『保護者参加の小学3年生 学年行事で、タグラグビー大会をやってほしい』との依頼でした。
『いきなり試合だとルールも分からずなかなか難しいので、事前に何回か授業をさせてもらえないか?!』と逆に依頼をしたところ、運動会直後であり、水泳の授業も入ってくる時期なので時間がとれず、なんとか 1コマ確保していただくことが精一杯でした。
通常のタグラグビー出前授業(いつもは 3~5コマ程度いただいています)であれば、チーム対抗のタグ取り鬼ごっこなどゲーム性の高いメニューから始めて、徐々に練習を積み重ねて試合につなげていくのですが、今回は 1コマだけなのでルール解説と 3 vs.3 での模擬ゲームまでしかできませんでした…。
それで迎える保護者も参加のタグラグビー大会は、『ちゃんとゲームになるだろうか?!』と不安いっぱいでした。
この時期は暑いこともあるので、授業時間数を確保しづらかったことも含めて『なぜこの時期にタグラグビーをやろうと企画されたのですか?』と、準備の合間に正直に保護者代表の方に伺ってみました。
すると…、
『実は今月いっぱいで転校する子がいます。何か最後にその子の想い出に残るようなことを一緒にやってあげたかったのですが、その子は運動が苦手だと聞きました。でも、タグラグビーならば運動が苦手な子でも楽しめるということを先生の書かれているブログなどで見たので、お願いすることにしました。残念ながらその子は、今日体調不良でお休みになってしまったんですけど、前回の授業をすごく楽しんでくれてたそうです…。』
その子にも ぜひタグラグビー大会を楽しんでほしかったと残念に思う一方で、少しずつでも タグラグビーの魅力が発信できて、それが初めての人にも伝わり、拡がりを見せ始めていることをとても嬉しく思いました。
実際のタグラグビー大会の方は、参加者 小学3年生41名と保護者30名。
雨でグラウンドが使えず、熱気のこもる体育館での開催でしたが大盛り上がりで終えることができました!
1コマだけの授業しか事前準備できなかったのでパスワークなどの練習は全くの手つかずでしたが、児童たちはタグラグビーの根幹となる『ボールを持ったら積極的にとにかく前へ走る!』という精神を見事に体現してくれました。
それにつられて、最初は戸惑いを見せていた保護者の方々も徐々にヒートアップ。
あるお母さんなどは “ダイビングタグ取り” を連発し、児童たちから大喝采を受けていました!
最後に担任の先生方に、『もう一度涼しくなった時期なんかにお願いしても よろしいですか?!』と言っていただくこともできました!
そんな “タグラグビー出前授業” 。
今年は結構早い段階からお申し込みをいただいています!
2学期はすでに結構予約が埋まってきました…。3学期はまだ余裕があります。
検討していただいているところは、早い者勝ちになりますので、まずは下記連絡先にご相談ください!
【タグラグビー出前授業 問い合わせ先】
高知県ラグビーフットボール協会
タグラグビー出前授業 担当 西 川 誠 山
〒781-5103
高知県高知市大津乙324-1
高知中央高等学校内
TEL: 088-866-3166〔呼〕
FAX: 088-866-1400