高知中央高校ラグビー部 SAMGUYS 部長の西川誠山です。
平素は高知中央高校ラグビー部の諸活動に様々なご支援を賜り、まことにありがとうございます。
さて、11月23日と26日に当ブログに投稿させていただいた2編の記事、
『花園予選 敗れる… 【備忘録 前編】』
『花園予選 敗れる… 【備忘録 後編】』
…について、読んでいただいた方から以下のようなご指摘をいただきました。
① 『これはレフェリー批判ではないのか?!』
② 『ラグビー部の公式ブログということだが、執筆者の個人的見解が前面に出過ぎていないか?! それは個人ブログでやればいいことではないのか?!』
要約すると以上の2点に集約される内容でした。
当ブログの執筆・編集は、全て高知中央高校ラグビー部 部長 西川が担当しており、全責任は私にありますので、部長 西川が回答させていただきます。
【 ① について 】
レフェリー批判のつもりは毛頭ありませんでしたが、そのように捉えられてしまう文面であったのならばお詫びいたします。
本当に申し訳ありませんでした。
ラグビーでは、ジャッジについては全てレフェリーに委ねることになっています。トップレベルのゲームでは『レフェリー自身の要請によるビデオ判定』はありますが、バレーボールやプロ野球で行われているような『監督からの要請によるビデオ判定』などの制度もありません。
ジャッジの基準はレフェリーによってまちまちで、あるプレーに対して厳しい基準でみるレフェリーもいれば、比較的寛容なレフェリーも当然います。そうしたレフェリーの基準に、試合を通じてブレや偏りがなければ OK なのがラグビーのレフェリーです。選手やチームは、そうしたレフェリーの基準・特徴・クセなどを試合中に把握して、そこにアジャストしていかなければなりません。
そのアジャストが上手だったのが土佐塾で、SAMGUYS はまだまだ未熟…、今後の大きな課題である…、そうした自戒の念を込めた記載でした。
件のマナセのスーパープレーに対するジャッジについても、試合中はレフェリーの判定基準が分からずに納得できなかったので、試合後にレフェリーに確認に行きました。そこでレフェリーから『マナセ選手の手がボールにかかっているのが “見えた” から、タックラー・ノット・リリースの反則をとりました』と説明がありました。
レフェリーは “見えなかった” プレーを反則にとることは絶対にないので、“見えた” と説明があった時点で納得できました。『来年こそはどんなレフェリーの判定基準にもアジャストできるチームになろう』と選手たちにも呼びかけていますし、『来年こそは反則をとられないようアジャストができるチームになるので、来年も決勝戦の笛を吹きに来て下さい。成長した姿をぜひ見てほしい。』とレフェリーにはお願いしました。
重ねて言いますが、レフェリー批判ではなく自戒の念を備忘録として残すつもりで作成した文章でした。拙い文章で誤解を与え、各所にご迷惑をお掛けしていたとしたら、重ねてお詫びいたします。
本当に申し訳ありませんでした。
【 ② について 】
当ブログを開設した当初より、
・ラグビーの魅力を分かりやすく発信する
・SAMGUYS を広く正しく知ってもらう
・ラグビー仲間の輪を拡げる
以上の3つを目標に取り組んできました。
そのために選手、スタッフ、チームに関わってくださる人々(保護者や学校関係者、応援してくださる方々など)の生の声を拾って、可能な限りそのまま発信をしてきたつもりです(もちろんチーム戦略上 伏せるところは伏せますが…)。
当然、部長 西川・梶山監督・岡田コーチのスタッフ3名でチーム運営や強化の部分で意見が食い違い、議論を戦わせるようなこともありますが、骨子が固まるまでは公表することもありません。
選手たちとのやり取りなども、選手 ⇔ 西川個人ではなく、選手 ⇔ チームスタッフとしての立場を堅守してきましたし、今後もそれが変わることはありません。
もしかしたら、色々な生の声を拾う中で その声に対する西川個人のちょっとした感想が、文章記載時に言葉の捉え方やニュアンスの伝え方に反映されてしまっていたことはあるかもしれません。それがチームブログにそぐわないものであったならば、ひとえに私の文章能力の未熟さゆえのものです。申し訳ありませんでした。
【 今後について 】
まず、各方面に誤解を招き不愉快な思いをさせてしまった可能性のある該当の記事2編については、削除させていただきました。
改めまして 誤解を招くような文章になってしまったことをお詫びいたします。
申し訳ありませんでした。
もう一度ブログ開設当初の目標をしっかりと見定め、そこに一歩でも近づくために、より慎重な運営を心がけていきます。
これからも忌憚のないご意見をお寄せいただけたらありがたいです。
よろしくお願いいたします。