高知中央高校ラグビー部 SAMGUYS です!
いよいよ ラグビーW杯 トンガ代表チームの事前キャンプ in 高知も最終日…。
準備をしている時はバタバタで大変でしたが、いざ最終日を迎えてしまうと アッという間に終わってしまったことが寂しい限りです…。
最終日となった9月13日(金)のリポートです!
【 IKALE TAHI Kochi CAMP “Last Day” 】
トンガ代表チーム “IKALE TAHI” の高知キャンプの最終日は、9:30 から春野総合運動公園 陸上競技場にてトレーニング開始。
円陣を組んでの雄叫びから最後のトレーニングスタート!
この日も SAMGUYS のトンガ人留学生4名は、トレーニングに最初からフル参加させてもらえました!
この日は、トレーニング冒頭の15分だけがマスコミに公開されて、それ以降は撮影不可…。
尾﨑 正直 高知県知事が視察に来られた時のみ例外で撮影は許可されましたが、それ以外はシャットアウト。
それでも、SAMGUYS のメンバーが参加していたので、戦略的案件に関わらない範囲での写真撮影は特別に許可してくれました!
FW陣はマシンを使ってのスクラム練習。
その W-up の時には、2年 No.8 シオネが本来のポジションである HO で代表チームの選手たちと組ませてもらえる幸運も!
真ん中のお尻がシオネ。
両サイドがデカ過ぎて、体重107kgのシオネのお尻が小さく見えます…。
代表チームのスクラム練習は、とにかくド迫力!
スクラムマシンの荷台に重しとして、まず 30kg のサンドバッグが 10本。そこに、平均体重110kg以上の選手たちが 8人乗車。
マシンそのものの重さも加えて総重量 1.3トン超えのスクラムマシンに当たる時の『ガッシャーン!!』という音!
さらに一気に押しきるパワーと迫力!
凄まじいものがありました…。
3年 CTB マナセと 2年 FB ファカタハが参加した BK陣は、タッチライン際の攻防でボールをキープするボディコントロールと、ブレイクダウンスキルをひたすら反復。
その時には、トンガ出身で 世界最高峰のNZオールブラックスで 17caps を誇る ピタ・アラティニ BKコーチに手取り足取り教えてもらっていました!
ピタのプロフィールは↓コチラ↓
偉大な先輩に教えてもらえるというのは、本当に幸せです!
その後、チームはさらに FW・BKのユニットごとに組織プレーの確認を行い、水曜日にも行っていたスキルサーキットをこなしたところで、終了予定の11時に。
グラウンド中央で円陣が組まれたので、我々 高知県スタッフが『最終日で飛行機の時間もあるし、これで終わりか…』と感慨に耽っていると、選手たちが引き上げてきません…。
そのまま15人ずつの2チームに分かれて、アタック & ディフェンスが始まりました。
しかも、怪我を抱えたリハビリ組がいるために控えメンバー中心のBチームの人数が足りず、シオネ、マナセ、ファカタハの3人が参戦!
ガチンコのフルパワーでのコンタクトはしないものの、走り込むスピードなどはトップスピード!
途中で、Bチームの味方同士でディフェンスのミスを指摘し合う言い争いからエキサイトして掴み合いに発展するほど、皆が本気でプレー!
そんな、W杯に出場するチームの白熱したアタック&ディフェンスの中に SAMGUYSメンバーが3人も入っている凄さ!
しかも、シオネとマナセは身体の強さと素速さを活かして キチッと身体を当ててプレーできていたし、ミスのこぼれ球から繋いだパスを受けたファカタハは、持ち前のスピードとステップワークでスルスルと抜け出し20m近くゲイン!
いずれにしても素晴らしく得難い体験をさせてもらうことができました!
練習が終わったときには、当初予定を30分以上オーバー。
高知キャンプの終わりに記念撮影。
さらには、スタンドで応援してくれていたファンの皆さんにも挨拶をしてくれました。
夢のような時間を過ごした SAMGUYSの留学生たちは、マスコミに囲まれて取材攻勢に。
率直に感謝と将来への抱負を述べていました。
HO のシウア選手はトンガ代表チームの中で一番の若手。
このキャンプ期間中、兄貴分として留学生たちのことを気にかけてくれていました。
写真は撮り損ねましたが、ホテルに戻っての最後のランチも4人はご一緒させていただきました!
あれだけバタバタと準備に奔走したトンガ代表のキャンプも、この日で終わり…。
名残惜しいですが、空港まで行って トンガ代表チームの W杯での快進撃を祈りながら、飛行機が飛び立つまで見送りました!
FEINGA MALOHI Tonga!