こんにちは。
日生学園第二高校ラグビー蹴球部 “ラグビー魂” です。
日生学園第二高校は
中間考査2日目を迎えました。
今回の考査から、不合格点の場合は放課後補習および追試が実施されることになりました・・・。
勉強の苦手な我らがラグビー部員たち・・・。
試合直前でもあるので、くれぐれも頑張ってくれ!
今日の午後は、昨日実施できなかった
ビデオミーティングを実施する予定です。
まずは、日曜日の自分たちの試合から。
反省点をしっかり洗い出し、修正を施して少しでも自分たちのスタイルを確立して、良いゲームにしていくことが狙いです。
顧問 西川の方で、VTRを観ながら事前に洗い出した具体的な修正点はいくつかあります。
① タックル成功率と質の向上
② 不用意なペナルティーを減らすこと
③ BKラインアタックのポジショニングとプレー選択
① について:
日曜日の試合では、試合を通じての
タックル総数がアシストタックルも含めて
79回 (前半45回・後半34回)。
タックル成功率が
前半80%・後半74%。
この成功率を
85~90% ぐらいまでは上げていかないと実力上位のチームには太刀打ちできません。
また、我がチームでは、
・ボールを奪取する。
・地域的に前進する。
・相手のボールコントロールを失わせて倒しきる。
これらの条件を満たした良いタックルを
『A』。
・相手を止めたが、地域的に前進された。
・相手を止めたが、容易にボールを継続された。
同じタックル成功でも、これら条件の悪いタックルを
『B』としてカウント。
『A』と
『B』を合計して、
『タックル成功』としているが、今回のゲームでは、質の良い
『A』 のタックルは
19本 (全タックルの24%)だけ。
ここの数値を上げていく
(質の良いタックル成功を増やす) ことが、ただ闇雲に成功率を上げることよりも重要です。
② について:
ペナルティーの数については、この前のゲームでは
前半だけで8回というリズムに乗りきれない要因になっています。
そのことをハーフタイムに指摘するだけで、
後半は1回と激減させることに成功。
結果としてチームのリズムが良くなり、得点に結びつけることができました。
今度の相手はレベルの高いロングキッカーとラインアウトジャンパーを擁している
日生学園第一高校なので、ペナルティーからキックで前進されてラインアウトから攻められると展開が苦しくなります。極力そのような展開に持ち込ませないよう、
ペナルティーを撲滅しなければなりません。
ペナルティーの内訳を見ると、ほとんどがFW周辺のプレー。しかも大部分が
『つい勢い余って・・・』 という状況から発生しています。
より
高いレベルでの集中力発揮とボディーバランスが求められます。
③ について:
日曜日の試合では、チャンスでのパスミスがいくつかあり、得点に結びつけられませんでした。
単純なハンドリングエラーもありますが、多くは
BKラインが浅くなってしまうポジショニングミスから起こっています。
『早く攻めたい!ボールを寄こせ!』という意識が前面に出すぎるとBKラインが浅くなりがちです。
落ち着いてプレーし、この点を修正していくことが大切でしょう。
実力上位の相手とのゲームでは、この前の試合ほどチャンスを数多く創り出すことは難しいでしょうから、より的確にチャンスを活かして得点に結びつけたいものです。
これらの点を中心に
(他にもいくつかサインプレーに関する事項もありますが、企業秘密・・・)、今日の
ビデオミーティングで確認したいと思います!