こんにちは!
日生学園第二高校ラグビー蹴球部 “ラグビー魂” です!
昨日の県総体 準々決勝 vs.四日市農芸高校戦をレポートします!
三重県総合体育大会
ラグビーフットボール競技 準々決勝
vs.四日市農芸高校 (第2シード)
5月25日 (日)
11:00KO 30分ハーフ
at. 鈴鹿スポーツガーデン 第4グラウンド(三重県鈴鹿市)
前半 0 -33
後半 0 -31
合計 0 -64 敗戦
出場メンバー:
1. 平 3年
2. 石原 3年
3. 後藤 2年
4. 相田 1年 → 高橋 3年
5. 佐藤翔 3年
6. 小園 2年 → 上林 1年
7. 松岡 3年
8. 山口 2年
9. 林 3年 (主将)
10. 寺田 2年
11. 山田 2年
12. 室田 2年
13. 鈴木 3年
14. 小出 2年
15. 叶丸 2年
リザーブ:
16. 廣瀬 2年
17. 高橋 3年
18. 小池 1年
19. 石谷 1年
20. 石井 1年
21. 溝尻 1年
22. 佐藤敦 1年
23. 上津 1年
24. 大和 1年
25. 上林 1年
前日までの
『もしかしたら大雨かも・・・』 という天気予報を裏切り、試合開始時にはすっかり雨も降っておらず気温も上がってきました。
これがまずひとつめの誤算・・・。
この1週間、毎日のように週間天気予報とにらめっこしながら、当日のコンディションを予想して
四日市農芸対策を練ってきました。
試合前々日ぐらいになっても
『雨』という予報は揺るがなかったので、
『プレッシャーDFを徹底して、激しいタックルで雨によって滑りやすいボールのハンドリングエラーを誘い、ロースコアの泥仕合に持ち込む → 一発勝負のサインプレーでスコアを詰めていく』 という大まかな戦略をたてて準備しました。
事実、前半の25分ごろまでは激しいプレッシャーDFとタックルで、
0-19 と勝負に望みをつなげられるスコア差に抑えることに成功していました。
しかし、一部大きな水溜まりはあったものの、グラウンド全体としてはコンディションの回復しつつあるグラウンドでは思ったよりもボールが滑らず、ハンドリングエラーの誘発までにはつながりませんでした。
もちろんそれ以上に、
四日市農芸の選手たちの予想以上に正確なボールコントロールが一番の要因であったことは、
顧問 西川の想定ミスでした。
ふたつめの誤算は、これまた想像以上に
四日市農芸がFW戦に固執してきたこと。
ここ数年、展開志向のチーム作りを続けてきた同チーム。そのDNAからしても、もっとBKに展開して勝負してきてくれるものと予想していました。BK同士のガチンコのDF勝負になれば、ミスが起きる可能性も含めてこちらにも勝機が見出せると思っていたのですが、フタを開けてみると大柄なNo.8の選手の縦突進と、結束力見事なモールドライブを軸に攻め込まれました。よく粘りもしたのですが、ほとんどのトライをFWの選手にスコアされてしまいました。
これも、
今年度の四日市農芸のチーム作りを読み切れなかった
顧問 西川の想定ミスでした・・・。
みっつめの誤算は、ふたつめにも関連するのですが、前半25分頃までガッチガチのFW戦を強いられたことで、こちらのFWがこれまた想像以上に消耗してしまったことです。
前半の残り5分で2トライを追加されて引き離されてしまったことも、チャンス時のセットプレーで精度を欠いたこともここに原因があったとにらんでいます。
後半になって乾坤一擲のBK展開から何回かのチャンスをつかみましたが、いずれも消耗してしまったFWの機動力減退が原因で、攻撃を継続させることができませんでした。
新人戦の当時と比較すると向上はしましたが、まだまだ上位チームと60分間互角に渡り合えるだけの
ランニングフィットネス・コンタクトフィットネスは身についていなかったということでしょう。大会後の課題です。
結果的には大差をつけられてしまいましたが、GW前に
四日市農芸に遠征した際には、
25分1本だけのゲームの中で43点も取られました。その時よりはスコア差を詰めることもでき、内容的にも通用する部分を見いだすことができたので、選手たちも今後の精進に手応えを感じて臨むことができそうです!
その思いをさらに後押ししてくれる事態が試合後に起こりました。
3週間ほど前に練習試合で対戦し、我々が
45-7 のスコアで勝利 (双方共にベストメンバーではなかったので、あくまで参考程度ですが・・・) した
津工業高校が、第4シードの
四日市工業高校を相手に
12-12 の大接戦での抽選負けという結果を残してくれました!
この結果はベスト4チームの撃破をひとつの目標とする我々にも大きな勇気と希望を与えてくれました!
まずは今週土曜日からの
5~8位決定戦で、トップの
5位という結果を残して、
『打倒ベスト4チーム』 一番手 の名乗りを挙げたいと思っています!
31日 土曜日の
順位決定戦 初戦の相手は
日生学園第一高校が相手と決まりました!
昨年度の
花園予選で対戦し、終了間際に突き放される
22-36 の悔しい敗戦を喫した相手です。
新人戦ではリベンジマッチの機会が消滅してしまったので、生徒たちのモチベーションが最も上がる相手かもしれません。
万全の準備をして、日生学園第二高校ラグビー蹴球部らしい攻撃的なラグビーで勝利を目指したいと思います!