こんばんは!
日生学園第二高校ラグビー蹴球部 “ラグビー魂” です!
2日間のOFF期間 (ほとんど選手たちの通院治療に費やしましたが・・・) を終え、今日から再スタートです!
早速、
1500m走クロスカントリー×4本 (合計6km)を実施し、その後は理科室に移動して
ビデオミーティング。
先日の
順位決定戦 日生学園第一高校戦のVTRを見ながら選手たちに気付く点を指摘させ、その上で個人・チームの課題についてメモをさせました。そのメモを基にしてレポートにまとめて明日提出させます。
前提条件は、もちろんターゲットである
『秋の花園予選での打倒ベスト4チーム!
そのためのチーム作りに必要なこと』
その大前提を押さえさせた上で、真剣にこれからの季節に何をやらなければいけないのかをまとめるように指示しました。
一通りVTRを見終わった後に、
顧問 西川の方からも今後の改善点についてある程度のヒントは提示しました。
全部は教えません。まずは自分自身で考えさせます。
そうしないと、いくつかの弊害が出てきてしまうからです・・・。
ひとつは、全ての情報・指示をこちらから与えてしまうだけだと、指示待ち人間になってしまう恐れがあります。刻々と変化するゲーム状況を見つめて瞬時に的確な判断を下す必要のある
ラグビーフットボールという競技では、周囲からの指示がないと動けないようなプレーヤーばかりでは円滑にゲームを進めることはかないません。
もうひとつはもっと大切なことなのですが、自分たちの強みが何であって弱みが何であるのか。生徒たちは良い部分にはすぐに目が行きますが、自分たちの不得意なことや課題には目を背けがちです。その課題克服に何をやらなければいけないのか。それは多くの場合、きつくて泥臭く地道な反復練習や体力トレーニングなのですが、しっかりと弱点を自覚し、自発的に厳しい練習に向かう姿勢を情勢しないと
『やらされている感』 が頭をもたげてきてしまう可能性があります。
何事もそうでしょうが、自分たちで考え、深く理解・納得して自発的に取り組まないと大いなる成果は期待できないでしょう。
そうしたことまで考えさせて充実した練習に取り組ませるために、面倒ですがこのようなキャッチボールも取り入れています!
それでも、当然のことですがある程度の青写真はすでに私の頭の中でまとめてあります。
当面はもう一度
ウェイトトレーニングをキッチリやって体を大きく強く作り直すこと。並行して、ある程度のところまでは到達しつつある
ランニングフィットネス・コンタクトフィットネスをさらに高いレベルに引き上げること。さらに、幅広いプレーを可能にするために個人スキルの徹底練習を課していこうと考えています。
この 6~7月の練習・トレーニングを充実させて、8月の夏合宿までには高いレベルで戦えるチームにしていきます!