こんにちは!
日生学園第二高校ラグビー蹴球部 “ラグビー魂” です!
今日の公式戦の結果を速報します!
三重県高校総合体育大会
ラグビーフットボール競技 順位決定戦
vs. 四日市高校
5月31日 11:45 KO
at. 鈴鹿スポーツガーデン 第3G.
前半 19 ‐ 12
後半 7 ‐ 10
合計 26 ‐ 22 勝利
出場メンバー:
1. 石井 2年
2. 相田 2年
3. 寺田 2年
4. 小倉 2年
5. 各務 1年 → 後藤
6. 関 2年
7. 溝尻 2年
8. 山口 3年
9. 小出 3年 (主将)
10. 寺田 3年
11. 山田 3年
12. 室田 3年
13. 石谷 2年
14. 佐藤 2年
15. 叶丸 3年
リザーブ:
浅見 2年
泉 2年
後藤 3年
川島 1年
萩原 1年
負傷による欠場:
上林 2年
大和 2年
武田 1年
林 1年
津田 1年
溝口 1年
怪我人続出で、FW8人のうち FWでの初先発が3名含まれるという苦しい布陣。メンバー編成的にも機動力・突破力のバランスが非常に悪く、
『今日は厳しいかな…』 というのが正直な見立てでした。
その
逆境をいかにして乗り越えようとするか、1人1人が自分のやれることとやるべきことを考えてプレーする。リーダーたちはその全体をチームプレーに組み上げる。そこを今日のテーマに設定して臨みました。
案の定、この大会で3年生が受験勉強のために引退する花道を飾ろうと気合い充分の
四日市高校に先制を許す苦しい立ち上がり。
しかし、一昨日のゲームと比較して運動量も多く、経験不足揃いながら1人1人が自分のできることを絞り切って集中してプレーしているので、切れ味も見違えるようにいいプレーを連発していました。
残念だったのは、今回負傷欠場した
エルビスや
2年 相田の突進力
(上林欠場でHOとして出場のため機会・威力とも半減) 、運動量豊富なリンクプレーヤー
2年 大和 (同じく欠場) の早いタイミングでのラックオーバー等を軸に普段は戦略を組み立てているので、それが無い今日は攻め手が BK展開に限られてしまい、相手に守りやすい状況を与えてしまっていました。
それでも、前述したように切れ味鋭くプレーを展開していたので徐々に盛り返し、素晴らしい展開ラグビーで3トライを奪取。途中、素晴らしいサインプレーを決められて追い上げられるもリードして折り返し。
ハーフタイムでは、欠場した方がゲームの流れがいい
(一昨日もそう) エルビスが複雑な表情ながら奮闘する仲間を鼓舞。同じく欠場組の
上林や
浅見も水係で、
大和はビデオのカメラマンでチームに貢献。
後半は相手がさらに気合いを入れてギアアップしたことと、細かい判断ミス・ハンドリングミス・タックルミスが出始めたことで守勢にまわる時間帯が増えました。ラスト10分ごろに逆転されたものの、粘り強くディフェンスにも走っており、最後まで好ゲームを展開。
チャンスは作るもののミスで取りきれないままラスト4分になったところで、怪我のため先発を回避した
巨漢エルビスを投入。劣勢だったスクラムでプレッシャーをかけ、相手の焦りを誘発。有利なグラウンドポジションから最後の攻撃。
SO 寺田の好判断で前進し、
エルビスが痛い足を我慢してサイドアタックでゲイン。ゴール前まで迫ったところでタイミングよくBKにボールが供給され、
SO 寺田の仕掛けから
CTB 室田が突破しトライ。ゴールが決まったところで逆転勝ちのノーサイド。
昨年度のチームを越える
“県総体 5位” を成し遂げたこと以上に、今回のこの怪我人続出という逆境に真っ向から立ち向かい、一昨日の流れの悪いゲームから立て直して勝利を掴んだことの方が、はるかに価値があります。
これまで試合出場の少なかったメンバーが真剣勝負の中で経験を積み、リーダーたちが苦しい試合をはね返す精神面の強さを体感しました。
この試合をジャンピングボードにして、大きく成長していきたいと思います!